『淫堕の姫騎士ジャンヌ』ゲームシナリオより抜粋 |
【国民】
「そんな……ま、まさか……」
【国民】
「あれって……妊娠しているのか……そんな馬鹿な……」
信じられないモノを見せられ、国民の間にこれまでで一番大きなどよめきが起こった。
ボンテージの革ベルトで強調された膨らみは、妊娠五ヶ月くらいの大きさにまで成長して張りつめており、引き伸ばされ浅くなったお臍の下には、赤い花の痣が大きくクッキリ浮かび上がる。それを取り囲むように幾筋かの妊娠線まで走っている。
【ジャンヌ】
(あぁ……みんなに、こんな……惨めで恥ずかしい姿を見られるなんて……)
王女として、そして女として敗北の証を見せ物にされる屈辱に、ジャンヌは唇を噛む。
【ギドー】
「ぐふふ、見ろこれを。お前たちの憧れたお姫様は身籠もったのだ! 産まれるのはオーガの仔か、寄生体の卵か。いずれにしろ人の子ではないがな。グハハハハッ!」
おぞましい事実を告げるギドーの声に、場内は混乱に陥った。泣き出す者もいるほどだ。
【国民】
「ま、まさか……ジャンヌ様が……」
【国民】
「妊娠だって……そんな……一ヶ月ほど前までは普通だったじゃないか」
【国民】
「ジャンヌ様が不潔なオーガの仔を妊娠するなんて……信じられない。なにかのまやかしだ」
【ギドー】
「まぁだ信じられないか? それならこれはどうだ」
後ろから乳房を責め揉むギドー。
【ジャンヌ】
「はう……っ!」
妊娠したせいでパンパンに張りつめた乳房は、ちょっと触られただけでも感電したような刺激が走る。そこを万力のような手で執拗に揉み込まれて、痛みの中に熱い疼きが混じり始めた。それはニップルから魔力吸収された時と似た感覚だったが、それよりもっと熱かった。
【ジャンヌ】
「はあ、はあ……ぅああぁ……いや……」
淫らな声を抑えきれない。肋骨まで溶け崩れそうな熱さだ。その熱はマグマのように上昇していき、ついに頂きに到達する。
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