『淫堕の姫騎士ジャンヌ』ゲームシナリオより抜粋



もっとも人通りの多い町のど真ん中に馬車が止まり、黒ずくめのエルフの男が降り立った。続けて美しい少女が金髪を引かれてよろめくように降りてきて、ヘナヘナと石床に倒れ込んだ。

【街の男】
「おお、なんだ?」

【街の女】
「な、なに? なんなの、この娘?」

通行人たちが驚いたのも無理はない。白昼の街に引き出されたその美少女は、一糸まとわぬ全裸なのだった。

僅かにゴールドのネックレスやイヤリング、そして真っ赤なハイヒールを身に着けているが、そんなモノは身を隠す役に立つはずがない。

【ジャンヌ】
「はあはあ……」


その少女、ジャンヌは仰向けのまま荒い息を繰り返した。

乳房も、聖域もすべてをさらけ出している上、今は顔を隠すモノも一切ない。ツインテールに髪を分けていることで、かろうじて普段とは違う印象になっているとはいえ、顔は完全に暴露されているのだ。いつ自分がリブファール王女だとばれても不思議ではない。

だが人間の眼とは不思議なモノで、姫様がこんなところで、こんなことをするはずがないという思いこみが、通行人たちの認識を邪魔していた。

ひょっとしたらと思いつつも、誰も少女がジャンヌ姫だとは言い出せないでいた。

【ジェリク】
「さあ、人も集まってきたな。派手に頼むぞ」

【ジャンヌ】
「は……はい……」


ジェリクに促され、ジャンヌは逸らしていた顔を正面に向ける。自分を見下ろしてくる一般市民の視線が、無数の矢のように身体に突き刺さる。

【ジャンヌ】
(ああ……そんなに……み、見られると……感じちゃう……)


その視線に反応して、早くもニップルやクリトリスが充血し始め、呼吸が上がってきた。ダイヤの粒をちりばめたような汗が、肌にちりばめられていく。

【ジャンヌ】
「わ、わたくしは……奴隷売春婦の……ジャンヌと申します……ご覧のように人前で恥ずかしいことをするのが大好きな……マ、マゾの露出症です。ああン……わたくしの恥ずかしいところを見て下さい」


熱い吐息とともに恥辱の台詞を言い切ると、片方の手が秘園に伸びていく。